2014/8/9 保有株評価損益
2014/11/09
2014年8月9日時点での保有株の含み損益は以下の通りです。
株式 3,999,300円
現金 2,065,082円建玉損益 –円
合計 6,064,382円
パフォーマンスは
先週比-6.20%(-400,977円)
先月比-8.88%(-591,193円)
前年比+61.68%(+2,313,429円)
元本比+69.30%(+2,482,261
円)委託保証金率【(有価証券+現金)/建玉合計】は–%
となっています。
いや~、今週は酷かったですw
なんせ、先週比マイナス6%ですからねぇ。
今まで、週次でマイナス2%よりひどい成績は残したことなかったのに、それの約3倍が今週だけで叩き出されたわけですから、とんでもないですw
今回のミスで重要なのは
1.一般的に良いとされる順張り的な手法で、大きく損を出したこと。(順張りというよりは押し目買いか。)
2.一般的に推奨されている分散投資で、集中投資をしていた時よりも損失率が大きいこと。
3.成長株にも投資していたこと。
4.決算跨ぎをしたこと。
この4点でしょうね。
順に、解剖していきます。
◆1.順張り(押し目買い)で、大損失。◆
現保有銘柄と先週時点で保有していた銘柄の殆ど(アサンテとシンプロメンテ以外)がこれに当てはまります。
これに関していえば、手法をよく理解していなかったゆえに、損失を出してしまったというイメージです。
そもそも、自分の得意としているのは逆張りであって、順張りに関しては殆ど経験も知識も無い状態でした。
それなのに「周りが上がっているから、自分も順張りすればいいだろう」という、安直な考えから、碌に知識もない状態で始めた。
これが、いけなかったですね。
一般的には「順張りは短期向きで、逆張りは中期・長期向き」と言われています。
それなのに自分は碌に勉強もしていなかったので、順張りなのに長期目線でホールドしていた。
……とんでもないリスクの負い方です。
実際、短期的には利益が出ていたので、そこでやめてれば儲かったんですがね((
これに関しては、勉強不足だったとしか言えません。
まぁ、元々、順張りが好きではない自分が順張りをした時点で、もう既に色々と失敗だったんでしょうね。
……自分は安値覚えで投資タイミングを逃すぐらいの方が、ちょうどいいのかもしれませんw
◆2.分散投資で、大損失。◆
これは……まぁ典型的なミスと言いますか……
分散投資に胡坐をかいて、分析がしっかり出来ていなかった点が問題だったと言えます。
(結局、ポートフォリオは仮組みのままでしたしね←)
分散投資は、リスクヘッジではなく「無知に対するヘッジ」だ。
自分が何をやっているかわかっていれば、分散投資は必要ない。
ウォーレン・バフェット
投資先7社のうち、詳細に分析をしていたのは
・北陸電気工事(1930)
・アルバイトタイムス(2341)
・アサンテ(6073)
の3社だけ。
……こりゃ無知ですね(
買ったと同時に詳細に分析し、早い段階で分析記事を書き上げるぐらいの気概が無いようなら、投資先に選ぶべきではないのかもしれません。
実際、今回損失を出した銘柄は、一部を除き、PEGレシオ・ネフ指数・株式益回りを見て、半ば機械的に処理した部分があったので、そのしわ寄せが今回の損失として顕在化したのだろうと思います。
ただ、詳細に分析して記事にするのも結構しんどいんですよね((
……まぁしかし、その手間を省いて分散に逃げて損失を出すぐらいなら、複数銘柄を徹底的に分析してポートフォリオを組むか、自信のある銘柄だけを分析して集中投資をするかの2択の方がはるかにいいので、今後は分析を徹底していきたいと思います。
……個人的には、もうポートフォリオを組まずに、集中投資に戻しても良いかなと思っています(
◆3.成長株で、大損失。◆
シンプロメンテですね(
PER19倍ぐらいの時点でテクニカル的に良いと思った所で逆張りして、PER16~17倍のところで損切りしました。
これに関しては手前味噌ですが
(個人的)過熱感の測り方
ここに書いてある通りかな……と。
割高な成長株では、株価が下落していても、決してお買い得ではない。
テクニカル的に優秀だとしても、株価はただフェアバリューに戻ろうとしているだけで、下げ止まる保証はどこにもない。
割安株だからこそ、底堅さというのが意識される。
そういう事でしょうね。
成長株についても一応は勉強しましたが、やっぱり自分は割安株の方が合っているようですね。
……PER15倍以上の銘柄をバッサリと切るスクリーニング設定は、自分にとっては理に適っていたんですねぇ(
◆4.決算跨ぎで、大損失。◆
北陸電気工事・ビーイング・アサンテ辺りは決算跨ぎをしました。
北陸電気工事は特に問題は無かったので良かったのですが、ビーイング・アサンテが問題でした。
実績(会社予想では無く、実際の決算結果や月次)を最重要視して投資先を選ぶというのが自分のルールだったのに、焦って決算前に仕込んだのは失敗でしたね。
アサンテに関しては月次で何となく怪しいのは分かっていたのでその時点で切るべきでしたし、ビーイングに関しても分析がしっかり出来ていないのなら決算跨ぎなんていうリスキーなことはするべきではなかったな……と。
1Qは2.3.4Qと違い、過去の実績からそのクォーターの結果を予測しづらい(と自分は思っている)ので、よっぽど自信があるとき以外は決算を跨ぐべきでは無かったんですね。
……詳細な分析が出来ていないのならば実績を見て、判断材料を増やしてじっくり判断する、このことを徹底していかないといけませんね。
◆結論◆
・自分に合ったルールがあるのなら、変に周りに絆されず、自分らしく投資を行うべき。
・周りは周り、自分は自分、投資手法が違っても、利益が周りよりもあげられなくても、別にいい。
・待ってれば、いつか流れは来る。
以上、今週の評価損益と反省文でした。
ここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
Comment
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投資手法って正解がないぶん難しいですよね><
私もごちらかというと逆張りが得意なので今回のように下がったらちょびちょび買ってます^^
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>>クロスパールさん
どうも初めまして!
コメントありがとうございますm(_ _)m
投資手法は固定するのが本当に難しいです……
一応、自分に合っている投資法は何となくわかるんですが、いざ使おうとすると尻込みしてしまったり、何故か違う方法で取引してしまったり……
今回のミスで、投資手法を磨くとともに、メンタル面も磨いていかないとダメだという事を痛感しました。