福島工業が3Q決算を発表+α
どうもこんばんは、Visionです。
本日は保有銘柄である福島工業(6420)が3Q決算を発表しました。
今回の記事ではその内容を精査し、今後どうするかについて書いていこうかと思います。
決算内容
業績
売上高が前年同期比+6.3%の474.14億円。
営業利益が前年同期比+17.7%の48.88億円。
経常利益が前年同期比+18.6%の53.29億円。
純利益が前年同期比+5.5%の31.37億円。
EPSは前年同期比+5.2%の146.46円となっています。
前回の2Q決算では売上高・営業益・経常益が1桁成長、最終利益は10%減益というピリッとしない内容でしたが、3Qになってからは一転して中々に堅調な内容となっています。
なお、円安による原材料費の高騰があったにもかかわらず粗利率(原価率)も少し改善しており、この点も良い兆候だと言えますね。
バランスシート分析
現金が前年同期より30億円増加(前年同期比+16.5%)。
売掛金が前年同期より6.9億円減少(前年同期比-4.0%)。
棚卸資産が前年同期より12.9億円増加(+32.5%)となっています。
現金と売掛金に関してはプラス材料ですが、棚卸資産がちょっと多くなりすぎているのが気掛かりな点ですね。
ただ、福島工業は国内はもちろんの事、海外(特にアジア圏)においても拡販活動をおこなっており、それに合わせて戦略的に棚卸資産を増加させている可能性がありますので、現時点ではあまり心配する事は無いかなぁ……と思っています。
その他留意事項
・前年同期には【のれん特益】が4億円発生していたが、今期はのれん特益が消滅している。
・今期は特別損失を3.6億円発生させている(前年は特別損失なし)。
・上記の2点がある故に、純利益は営業益・経常益よりも伸びが悪い。
(しかし、それをこなしての前年同期比での純益の増加は好材料だと言える。)
今後の方針
とりあえず、決算内容には満足できたのでホールドを継続する方向で行きたいと思います。
福島工業は今保有している銘柄の中で唯一のPER10倍以下の銘柄ですので、下がるようだったらもう少し仕込みたいところですね。
+α
……なお、サイネックスも新しいIRを発表しています。
常陸大宮市の「ふるさと応援寄附」業務一括代行開始のお知らせ
常陸大宮市での《ふるさと納税業務の一括代行》を開始したようです。
これが材料となって急騰したら絶好の売り場ですねぇ……上がらないと思いますけど(
以上、保有銘柄の決算状況とIR状況についてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m