スクリーニング設定について再考してみる
2014/11/09
昨日のブログの方でちらっと書きましたが、自分は現時点で
・現物長期型(アサンテ)
・信用中期@ファンダメンタル重視型(エレコム)
・信用中期@テクニカル重視型(住友電設)
という、3つの異なった意味合いを持つ銘柄を保有しています。
今後、状況次第で若干の変化はあるでしょうが、おそらく現時点の
・現物中長期【ファンダメンタル重視】
・信用中長期【ファンダメンタル重視】
・信用中短期【テクニカル重視】
という、3つのスタイルをメインとして投資を行っていくことになると思います。
・・・ちなみに、期間についてですが、自分の中では
【短期】
・スキャルピング(数秒~数分)
・デイトレード(数分~1日)
・スウィングトレード(2日~1週間)
【中長期】
・ポジショントレード(1週間~3ヵ月)
・中期投資(3ヵ月~6ヵ月)
・長期投資(6ヵ月~)
という感じで捉えています。
・・・短期は一般的な考えに近いですが、中長期はかなり一般論から乖離していると思いますw
なので、自分が中長期投資とか言ってる場合は、普通の人のポジショントレード程度だと思ってくれれば幸いです←
話を戻しましょう。
何故、このことがタイトルのスクリーニング設定の再考に結びつくのか。
それは、現時点でのスクリーニング設定が【現物長期投資】を見据えた設定だからです。
その設定でスクリーニングした銘柄が現在の購入検討銘柄なので、必然的に【現物長期投資】向きの銘柄が多いのです。
一応、今の購入検討銘柄だけでも、3つのスタイルに対応できます。
ただ、中短期でトレードを行おうと思った場合は「厳しい基準が邪魔をして、元来、中短期に向く銘柄が弾かれている為、選択肢が狭い」という問題点が出てくるのです。
・・・あ、ちなみに投資対象は前と変わらず割安成長株がメインですよ。
ただ、スタンスによっては緩めても良い基準があったりするので、再考してみようっていう事です。
たとえば、中短期におけるROEやROA、ROIC、自己資本比率などですね。
上記の指標は長期的にホールドをする際には重視すべきだと思いますが、直接、割安感に影響を与えるわけではありません。
割安株で中短期的なリバウンドを狙う際には、あまり関係が無いんですね。
逆に重要度が高くなるのが出来高とかですね。
現時点では、指標的によかったら一日の出来高が10単元にも満たないような事がある流動性の低い株でも購入検討銘柄に追加しています。
イハラサイエンス(5999)・エスティック(6161)・西川計測(7500)辺りはそれにあたりますね。
中短期だと、ある程度の流動性があった方が良いので、一日最低500単元程度をキープできているような銘柄が良いかもしれません。
・・・と、このように同じ割安成長株であってもスタンスによってだいぶ求めているものが変わってくるのです。
以前、国際石油開発帝石(1605)を「ROEがやや低く、ROICが下降気味」という理由で購入検討銘柄から除外しましたが、割安で出来高もかなり多い株なので中短期的には扱いやすい銘柄として考えることができます。
まぁ、こんな感じで色々と改善の余地があるんじゃないかなという事です。
とりあえず、現時点【中長期向き】が
・PER / 15倍以下
・ROE / 10%以上
・ROA / 5%以上
・EV/EBITDA倍率 / 5倍以下
を最低基準として、そこからさらに自己資本比率、ROIC、成長率…etc.を用いて絞り込むという感じなので、中短期では
・RER / 15倍以下
・ROE / 5%以上
・EV/EBITDA倍率 / 5倍以下
を最低基準に、そこから出来高等で絞り込むという感じにしようかなぁ・・・と思います。
・・・これをやると、スクリーニングで400件以上引っかかるんですけどね←
まぁ、一回分析したらしばらくは大丈夫だから、400超の銘柄はゆっくり分析しようかなぁと思いますw
以上、スクリーニング設定について再考でした。
ここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m