【2015年7月】月次投資成績+週次成績
2015/08/08
週次成績と月次成績を両方一気に発表しておきます。
【週次成績】
2015年7月31日時点での保有株の含み損益は以下の通りです。
株式 10,213,600円
現金 187,110円
建玉損益 +46,597円
合計 10,447,307円
パフォーマンスは
先週比ー5.27%(ー581,654円)
先月比ー0.78%(ー80,360円)
前年比+34.71%(+2,535,118円)
元本比+120.78%(+5,715,295円)
委託保証金率【(有価証券+現金)/建玉合計】は146.81%
となっています。
ポートフォリオ概観
先週に引き続き、クリヤマHD・三社電機といった主力どころが大きく値を下げている為、ポートフォリオも大幅続落となっています。
今週は上記2社だけで428,000円のマイナスですので、今週の損失の7割超はこれらからもたらされたという事になりますね←
……まぁ、株価が下がったからと言っても現時点では特に動く必要性は感じないので、引き続きホールドは継続しますけどね。
保有銘柄は全て、割安だと思っているから保有しているのであり、その内の主力銘柄は特に魅力があると思っているから多く保有している訳ですので、その前提が崩れたりしない限りはミスターマーケットがどういう値を付けようがあまり関係ないのです。
とりあえず、主力2社に関しては業績に関するニュースやIRが出ない限りはしばらく傍観を続けようかと思います。
保有銘柄のIR状況
ビジネスブレイン太田昭和が1Q決算を発表しました。
平成28年3月期 第1四半期決算短信 / ビジネスブレイン太田昭和
で、肝心の内容なのですが、売上はとりあえず前年比で10%増、対して、営業益・経常益は前年比で50~70%減益と、まぁ正直、全く持って魅力を感じない決算内容となっています。
……まぁ、それはまだいいんです。
それよりも問題なのは「決算短信にセグメント別の売り上げとか事業の状況とかが全く書かれていない」という点です。
普通、四半期決算には書いてあるのが当たり前の【当四半期決算に関する定性的情報】の項が、何故かすっ飛ばされているんですよねぇ(
……で、これは流石に変だろうと前期や前々期の決算短信を見返したのですが、どうやら、ビジネスブレイン太田昭和は本決算(4Q)の決算短信には【経営成績に関する分析】を書くけど、それ以外の四半期の決算短信ではその項を書かないみたいなんですね←
では、本決算までは事業の状況が全く分からないまま、数値だけを頼りに祈りながらホールドするしかないのでしょうか?
……実はそういう事でもないんですね←
というのも、過去のIRをみると、四半期決算短信には書いてないけど、四半期の有価証券報告書には書いてあるんですよねw
なので、ビジネスブレイン太田昭和の場合は四半期決算短信で数値を確認した後に、約1~2週間後に公表される四半期有価証券報告書を確認して事業の状況を確かめるという手順を踏む必要があるんですね。
……まぁ、ぶっちゃけこういうスタイルを採っているのは個人的には意味が分かりませんし、アホじゃねぇのと思う訳ですが。
株主からすると出来るだけ早く手軽に、多くの情報が得たいのに、これは些か誠実さに欠ける気がするんですけどねぇ。
ま、もしかすると株主を思って決算短信を早く公表しているが為に、経営成績に関する分析が書けていないという可能性もありますが(
個人的には、そうなるんなら遅くなっても良いから決算短信に一緒に書いてほしいですけどね←
あ、つらつら不満を書きましたが、この会社はホールドします←
割安だし、何よりマイナンバーやら東証1部昇格期待やらといった材料が、保有銘柄の中で一番多い銘柄ですからねぇ。
むしろ下落したら割と買い増したいです。
保有銘柄の株価指標
(各指標において、全銘柄中で一番悪い数値には該当部分に青の背景を、一番良い数値は赤の背景を付けています。)
指標の推移はそれぞれ……
先週 | 今週 | |
実績PER | 11.23倍 | 10.80倍 ↓ |
予想PER | 10.51倍 | 10.12倍 ↓ |
調整PER | 8.19倍 | 7.73倍 ↓ |
実績PBR | 0.95倍 | 0.91倍 ↓ |
PSR | 0.54倍 | 0.52倍 ↓ |
配当利回り | 2.03% | 2.10% ↑ |
となっています。
今週も保有株が全体的に軟調に推移した事が大きく寄与し、ポートフォリオ全体の割安度は先週よりも高まりました。
なお、スマホ……というかモバイル対応確認用のandroid搭載walkmanで先週のブログを確認したところ、上の《指標の推移》をあらわした表の右側が見切れていることが発覚した為、今週からは3週分では無く2週分だけを表記するように変更します。
ちなみに、なんでスマホじゃなくてwalkmanで確認をしているのかというと、単純に自分はスマホを持っていないからです←
LINEとかTwitterとかソシャゲは全くできないけど、個人的にはガラケーで十分なんですよね。
……スマホにしたら暇つぶしの手段が増えて時間を浪費するような気がするので、意図的にガラケーを使い続けているっていう側面もありますが(
コメント
勉強関連
《株式投資 第4版》の再読をしていました。
これもいい本ですね。
過去200年間の統計情報を記載したデータブックでありながら、株式投資で富を築くための方策が理論面からも精神面からも言及されている、ハウツー本のようでもあり、読めば読むほど発見がある、そういう類の本です。
バリュー投資を行うにあたって……というよりも、株式投資で長期的に利益を得たいと考えるのなら是非とも読んでおきたい、そういう書籍ですね。
その他雑感
7月第5週は決算発表が本格化したり、TPP交渉の大筋合意が見送られたりと、かなり動きの多かった週でしたね。
一応、それらの事柄を受けて個人的に少し思う事がありましたので、8月第1週は少し動こうかと思っています。
さて、続いては月次投資成績について。
【月次投資成績】
2015年7月の投資成績は上記の通り先月比ー0.78%(ー80,360円)。
前年比+34.71%(+2,535,118円)となりました。上記は2015年7月の資産残高の推移です。
コメント
急騰したり急落したりを繰り返して、最終的には月初とほぼ同じような位置に落ち着きましたね。
ただ、月初よりも明らかに市場のセンチメントは悪化し、特に外需企業に対してのミスターマーケットの心証はかなり悪くなったようですねぇ。
まぁ、中国もギリシャもあんな調子では、海外市場に希望を持つっていうのも厳しい話ではありますので、至極当然な反応ではあります。
……ただ、こういったミスターマーケットの感情の揺れ動きが必要以上に株価を動かすことにより、ある銘柄は割高な水準から妥当な水準に、また、ある銘柄は妥当な水準は割安な水準に、そして、割安な銘柄はさらに安く……といったような動きを生み出すわけですのでバリュー投資的には、いかにこの動きを利用していくか……そこが焦点となります。
とりあえず、来月も今までと同様《収益・資産価値に対して時価が割安に放置されている銘柄に対して投資を行う》というただ1点に集中をして立ち回っていきたいと思います。
以上、今週の評価損益と2015年7月の投資成績でした。
ここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m