【2015年6月】月次投資成績
2015年6月の投資成績は先月比+8.39%(+768,201円)。
2015年全体の投資成績は+35.77%(+2,615,478円)となりました。
今月の売買
今月も売買ナシでした。
最後に売買したのが4/7なので、このままいくと売買ナシの期間が四半期を超えますね←
2015/6月末時点の評価損益
4/7からポジションは全く変わっていません。
が、株価はその頃に比べたら大幅に上がっている訳で、そういう意味でポートフォリオの魅力はかなり落ちてきていると言えます。
以上のようになっており、別段、割安っていうほどじゃないんですよね……
なお、PER・益回りの欄には想PERとか調PER・真PERとかいう見慣れない指標が並んでいますが、これらはそれぞれ
想PER/想益回り(想定PER/益回り) = 株価を四季報予想EPSで割って算出
調PER/調益回り(調整PER/益回り) = 株価から1株当たり正味流動資産を引いて調整した株価を予想EPSで割って算出。
真PER/真益回り(真のPER/益回り) = 株価から1株当たりネットネットキャッシュを引いて調整した株価を予想EPSで割って算出。
という感じの指標です。
ちなみに、1株当たり正味流動資産は
{(現預金+短期有価証券+売掛金)-貸倒引当金-負債総額} ÷ 発行済み株式数 で計算。
1株当たりネットネットキャッシュは
{(現預金+短期有価証券)-負債総額} ÷ 発行済み株式数 で計算しています。
真のPERはバリュー投資家であるポール・ソンキンや、あの有名なピーター・リンチが使用した実績のある指標。
調整PERは真PERを緩くした指標ですね。
まぁしかし、たとえそんな風に算出したとしても、PER・株式益回りはせいぜい市場平均より3割~4割安い程度でしかなく、PBR・配当利回りに関していえば市場平均並みなわけで、割安さっていう観点からだと魅力が明らかに薄くなっているんですよねぇ……
……う~ん、とりあえず現物主力2銘柄に関してはまだ面白そうなところはあると思っているのですが、この2銘柄(特に内外トランス)が全体の割安性を毀損していることを考えると、そろそろ動かなくちゃいけないのかなぁ……と、現時点ではそんなことを考えています。
幸い、近いうちに買いには持って来いな相場が来る可能性もありますので、それまでに考えをまとめておきたいと思います。
コメント
終盤には乱高下がありましたが、全体としては今月もかなり堅調に推移しましたね。
ただ、上でも書いたように割安性という意味ではだいぶ不適格なポートフォリオになって来ているので、来月までには是正を行っておきたいところです。
以上、2015年6月の投資成績でした。
ここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
P.S.
今日は月次成績の記事を上げたので、本日上げる予定だった《バリュー投資の勉強方法について》の記事は明日上げることにしました。
申し訳有りませんがよろしくお願いします。
Comment
visionさん、こんばんは。
各PERと益回りの算出方法の記載、すごく勉強になりました。
クリヤマHDで確認しながらロールプレイングさせて頂きました。
リンチが重要としている指標だけに理解したいと思っていたのですが、
こうやって細分して頂けたので、勉強しやすかったです。
1つ疑問点があってお尋ねします。
調PER、調益回りを算出する狙いは何でしょうか?
真PERと真益回りだけでなく両方を算出する理由をご教授頂ければ幸いです。
>>ユリウスさん
こんばんは。
今日の記事で取り上げましたので、それをもって回答とさせていただきたいと思います。