オタク系高卒サラリーマンが株でブルーカラー脱出を目指す!

オタク系高卒サラリーマンがバリュー投資で資産運用して、30歳までにブルーカラーからの脱出を目指す!! ジョン・ネフ、ベンジャミン・グレアムに倣った資産バリュー投資・収益バリュー投資を軸にして、割安に放置されている株を狙っていきます。

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資産のバリュー投資・収益のバリュー投資・(自分の割安株投資)

      2014/11/09

割安株投資には、資産に着目した「資産のバリュー投資」、収益に着目した「収益のバリュー投資」の2種類があります。

前者は企業の資産(特に流動資産)に対して著しく株価が割安な銘柄を買うというスタイルで、指標でいうとPBRが重要視される投資スタンスです。
この投資方法はウォーレン・バフェットの師匠である、ベンジャミン・グレアムが使い、推奨している手法として有名ですね。

後者は企業の収益(成長価値)に対して割安な銘柄を買うスタイルで、指標でいうとPERが重要視される投資スタンスです。
この投資方法はウォーレン・バフェットやピーター・リンチの使っている手法として有名ですね。

両方とも、同じ割安株投資という括りに分類される投資方法なのですが、詳しく見ていくと考え方はほとんど違うんですね。

前者の資産バリュー投資(というかグレアムの投資方法)は
・株価が企業の資産に対してフェアバリュー程度になれば売却(保有期間が短い時も長い時もある)。
・リスクヘッジとして保有銘柄を10銘柄以上30銘柄未満程度に分散する、分散投資。
・企業分析は未来(成長性等)を一切考慮せず、現在の資産に注目。

という感じで、リスクを最小限に抑えてそこそこの収益を上げていく、ローリスク・ミドルリターンな考え方に対して

後者の収益バリュー投資(というか、バフェットの投資方法)は
・保有期間の理想は永久(延々と成長すれば売らなくても良い)。
・徹底的に分析された銘柄への集中投資。
・企業分析は企業の成長性を重要視。過去の動向は参考程度。

という感じで、不確定な未来の収益という要素を重視し、さらに集中投資を行うという、多少リスクをとるが一回で大きく収益を上げていくというミドルリスク・ハイリターンな考え方なんですね。


ちなみに、自分の割安株投資は主に後者の「収益のバリュー投資」をメインにした感じの投資手法なんですが、改めて考えてみると、結構へんてこなんですよねw

自分の割安株投資は
・現物は株価が企業の収益+企業の資産に対してフェアバリュー程度になれば売却(保有期間は数ヶ月~数年程度)
・信用は買値からある程度上がったら売却(保有期間は数週間~数カ月程度)
・徹底的に分析された銘柄への集中投資。
・企業分析は企業の収益(成長性)を重要視。資産も多少は参考にする。

という感じで、不確定な未来の収益という要素を重視しつつ資産も参考にして、さらに集中投資を行うという、リスクを結構取るが、信用は短期で利確をすることもあるので、全体的に見れば一回のリターンは大して大きくもない・・・という、何とも微妙な感じの投資方法なんですね(

実際は信用取引においてテクニカル指標やら相場の過熱感やら、その他もろもろの要因を考慮して購入タイミングを計るという方法やら、相場の過熱感によって信用取引のウエイトを変動させるという方法を採って、リスクを軽減していますが、ミドルリスク・ミドルリターン程度で、資産バリュー投資のローリスク・ミドルリターン、収益バリュー投資のミドルリスク・ハイリターン、には劣るかなぁ・・・っていう感じです。

まぁ、そこまで分析してるなら早くローリスク・ミドルリターンかミドルリスク・ハイリターンな投資に切り替えろよって話なんですがw

ただ、信用取引を行っていると、ミドルリスク・ミドルリターンな現時点の方法が、案外嵌まるんですね。
というのも、現時点の投資方法は信用のこまめな利確により、資産が割と短いスパンでコツコツ詰みあがっていくんですね。
で、その短期で積みあがった資産は、適時、信用取引の担保として使えるようになります。
これがミソなんですね。
信用取引は担保の3倍までレバレッジを掛けることができますので、コツコツ詰みあがった資産を担保にいれることによってコツコツ積み上げた資産の3倍の金額が新たに買い建て余力に加算されることになります。
(実際は増えた資産の2倍程度しか使わないけど。)
で、これを続けていると、わりととんでもない複利の効果が得られるんですね。

そんな感じで、現時点では多少劣っているかもしれないけど、将来的にはすごいリターンになるかもしれない自分の割安株投資を今はメインとしている訳です。
(中短期的な売買が多いから、割安株投機といったほうが正しいかもしれないが・・・w)

以上、2種類のバリュー投資と自分の割安株投資についてでした。

ここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m



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